初めて野ウサギを目の前にして。


今日は嬉しいことがあった。

いつもの森のなかを散歩していると、
草をカサカサとする音..

歩を止めて見ると、鳥がいた。

大きさはスズメの1.5倍ぐらいで
太っているような感じだ。

たぶん飛べる鳥なんだろうけど、
もう少し気温が上がらないと、
運動能力も上がらず、
それまでは地上で生活してるような鳥、だと思う。

私は低く下げっていく口笛を吹いた。

テレビで自然の動物たちが寄ってくる口笛として
芸能人が吹いていた口笛の音色を真似したのだ。

すると、その鳥はチュチュチュ..と返事を返したではないか。

特別慌てて逃げることもなく、
ほんの少しだけど空気を共有したようだ。

もう少し歩くと、木の枝に結構大きな鳥が止まっているの発見。

視界に入ると、鳴き声をあげ飛んでいくが、
少し先にある枝の木に止まり、待っているような按配。

またもや私は例の口笛を吹いた。

すると返しのタイミングで、
ハッキリではないが鳴いて返すではないか。

それが私は嬉しい。

自然に溶け込んでいる証拠だと思うから。

完全にではないけど、まだまだだけど、
少しでも自然に溶け込んでいるのが嬉しい。

さらに歩くと、山の土の上をザザザザザ..!と
凄い速さで移動する小動物の影を見た。

その影は少し高いところで止まった。

見ると野ウサギだった。

お~!

なんか今日はいつもと違う。
野生と遭遇する機会が多い!

野ウサギは止まったまま、
私も止まり、口笛を吹いて、
会話しようと努めた。

歩いて30歩ぐらいの近距離にいるというのに、
私の視力は野うさぎにピントがバッチリ合わせることができなかった。

充分見える距離なのに、
ピントが合わないのは、私と野生の距離感といってもいいだろう。

ハッキリ、ピントが合い、
その様子を確認したかった..

でも耳がピンと立っていたのはわかった。

野生の力強さを感じた。

私が一歩進むと、
野ウサギは飛んで逃げていった。

最初、一つ目のジャンプから
1メートルぐらいしかもトップスピード。

凄いダッシュ力。
いきなりトップになれる野生の力。

知り合いの爺ちゃんが、
野ウサギは生で食うとめちゃくちゃウマいぞ!
と言っていたのを思い出す。

たしかに、たしかに、
その意味がわかったような気がした、
初めて野ウサギを目の前にして。

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